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電通の過労死事件から見る日本の企業における労働環境のあり方について考える

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タイトルの通り、今回の事件は非常に胸の痛ましいものであります。労災認定がされたということでこれから注目を集めるのではないでしょうか。

日本の労働問題に関心を持つ1人のブロガーとして意見を述べたいと思います。

 

精神的疲労と肉体的疲労

仕事のストレスは主に精神的疲労と肉体的疲労の2つに分かれます。耐えられない仕事なら辞めるという選択もあったかと思います。

ですが、最終的に自殺という選択をされてしまったということは、何かしらの理由があったではないでしょうか。

 

ー精神的疲労ー

せっかく就職した会社ですから、やるなら上を目指しますよね。精神的疲労の多くは人が絡んできます。中には嫌な上司もいたかもしれません。

被害者の方はまだ当時24歳ということですから、社内的にも下の立場であり、色々な面でプレッシャーをかけられたりもしたかもしれません。

電通は言わずと知れた国内広告業界トップの会社ですから、ノルマも厳しいに違いありません。

与えられる仕事の量も多く、優秀な人材も多いと言われますから、やりがいや自己成長の機会も多いはずです。

しかし、そういった良い要素は場合によっては悪い要素にもなりかねません。

上手く乗り越えられれば良いですが、人間ですから時には調子が悪く、弱気になったりするときもあります。

高いノルマ、プレッシャー、多忙な業務量、強者揃いといった環境を考えると、乗り越えられなかった時の重圧はとても大きいです。

そういった部分からも徐々に精神的に参ってしまったのかもしれません。

 

ー肉体的疲労ー

残業時間100時間以上ともなると、肉体的にも少なからず影響を及ぼすでしょう。

「2時間しか寝れない」という環境に置かれていたようです。

このような状況では、食生活も乱れますし、プライベートな時間も殆ど取れないのではないでしょうか。

また、精神的な疲労は肉体的疲労にも悪影響を及ぼすので、負の連鎖です。

このツイートに対してリツイートをしている点からも、現状の業務が激務であり、労働による疲労を感じさせます。

 

 

職場内の環境作りで救うことはできなかったのか

助け合いの風土があれば、何かしらの方法で救うことはできなかったのでしょうか。

100時間の残業が常態化している企業であれば、一人あたりに割り振られれる仕事の量は膨大なので、自分の仕事だけでキャパ的にもいっぱいになってしまいそうです。

顧客第一、利益主義に走る余り、労働環境は悪化し、発生している問題は見てみぬふりをしてしまう…なんてこともあったのかもしれません。

 

企業文化については,部署によってまったく違って,いわゆる昔からの上下関係の厳しい部署もあれば,上下や男女関係なくフラットに意見の言い合える部署もあります。営業チームは,担当クライアントの写し鏡のようになるところがあるので,どんなクライアント(日系,外資系,歴史の有無)で,そのクライアント企業がどんな社風か,というところに大きく依ると思います。組織体制は,自分が担当していたクライアントは大きいので,とにかく人数が多く,営業の中でも役割が割り振られています。

出典:VORKERS-電通のレビューより

 

基本的には体育会系、上意下達の組織のようですが、フラットな部署もあれば、営業は担当クライアント次第といった側面もあるようです。

被害者の所属する部署は相当過酷な部署だったのでしょうか。個人的にはトップダウンの会社は下に業務を押し付けすぎだと思います。

大好きな先輩がいたとのツイートも残されているので、少なくとも心の拠り所はあったということでしょう。

様々な要因が積み重なって悪い方向へ向かっていき、このような結果になってしまったと考えられますが、

最も要因として大きいのは労働環境、主に職場内の空気感でしょう。

よくある離職理由のランキングでも殆どで上位にランク入りしています。何事にも大切なのは人ということです。

 

働くということ

働くということが生きがいであるということは、幸せなことでもあります。

命を賭して働いている方も勿論います。

 

このように考えている方は労働者の中では多数派だと思います。

生活するために働いている、嫌々だけど我慢しながら働いている等、ネガティブな要素が大きい方々は「労働=ワーク」になってしまっているのではないでしょうか。

仕事をする上で、肉体や精神を擦り減らしていくということは避けて通れないものでもあります。

しかし、仕事とは「労働=ワーク」なのでしょうか。中には「仕事とはビジネスである」と答えたり、「仕事とは楽しいものである」と答える方もいます。

私の捉え方では、ビジネス>ワークであり、ビジネスはポジティブで前向き、積極的な要素を持っていると考えます。

いずれにしても整った環境下で主体的に行動できて、成功体験を増やしてこれた人が「仕事=ビジネス、楽しいもの」等の前向きな捉え方ができる

ようになるのではないでしょうか。「辛くても大きな夢がある」とか「独立するんだ」とか明確な夢があればベストです。

なかなかそういった夢を持てない方もいるでしょうから、そんな時に乗り越えるために必要なのは「周りの環境」=「人」です。

それに続いて出てくるのが業務内容、給料、労働時間等です。

あまり公にはなっていませんが、業務外の社内イベント、飲み会、接待等も労働者にとっての大きなストレスとなっていたりもするのです。

 

 ブラック企業は淘汰されるべきである

電通はブラック企業というべきなのでしょうか。このような事件が起きてしまった以上、今後の評判について大きな影響を与えることには違いありません。

電通で同様の事件はこれで2度目となります。もう次はないと言ってもいいくらいでしょう。

成長したい、やりがいを求めている方にとっては、厳しい環境はチャンスとも捉えることが出来ます。

売上高、社会的貢献度、業界の立ち位置を考えれば優良大手企業なのかもしれません。

むしろ、そういった環境を求めて電通やベンチャー企業等のより責任、やりがいのある仕事ができる会社に入る方もいます。

とはいえ、入社する理由は様々です。やりがいだけではなく、年収、ブランド等色々あると思います。

そんな中で、誰かしらミスマッチだったり、ついていけなくなったりする方も出てくるわけです。

性格や耐性等も人それぞれですから、総合的に人材をマネジメントしていかなければなりません。

そうなると、やはり上司や上の立場の人間が部下に対する肉体的、精神的疲労やストレスの度合い等、細かく把握する必要があります。

管理職層だけではなく、全社的、そもそも国をあげてこの問題には取り組んでいく必要があると思います。

 

多様化していく労働者のニーズに応えることが必要である

企業、経営側としては、より多くの人々に製品、サービスにおいて社会的に貢献、利益を上げ続けていかなくてはなりません。

労働者も生活、年齢、性別、身体的、精神的上等の様々な問題がある中で働いているので、今後更にニーズの多様化も進んでいくことでしょう。

それらの問題に対して、一般的な考え方として外れてしまっている部分に対してブラック企業という非難が集中するわけです。

今はSNSや口コミサイトが普及したおかげで、従業員の生の声がより身近なところで情報が得られるようになりました。

これらのサービスが与える影響は更に大きくなってくるでしょう。そしてそれらの声をもっと広めていく必要があるでしょう。

私は1日も早く、ブラック企業と呼ばれる企業がなくなることを願っています。

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プロフィール

jin

平成生まれのサラリーマンブロガー。
就活/転職/アフィリエイト/株/仮想通貨
仮想通貨投資実績は30万→420万(17.3月~)
JobQ最高7位 転職経験者、人材業界勤務。

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