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就職先ランキングの上位企業=優良ホワイト企業であるかを考える

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就職ランキングや就職偏差値といったものがネットで配信されていますよね。

なんとなくランキングに入っている会社は良い企業だ、この会社に入れば間違いない、とか思いがちではありませんか?

これらにランキング入りしている会社の実態はどうなのか、幾つかのランキング情報を元に分析してみます。

就活生の入社したい企業ランキング

1位 三菱東京UFJ銀行
2位 東京海上日動火災保険
3位 三井住友銀行
4位 損害保険ジャパン日本興亜
5位 みずほフィナンシャルグループ
6位 全日本空輸(ANA)
7位 日本航空(JAL)
8位 サントリーグループ
9位 三井住友海上火災保険
10位 トヨタ自動車

出典:キャリタス就活2017

就活生のランキングを見てみると、やはり大手有名企業が名を連ねています。金融系の会社が多く目立っていますね。世間体で言えば大企業で誰もが知っている会社名であることから、入社したい企業として選んでいる人は多いのでしょう。果たしてこれらの会社は「優良企業」であるのかはなんともいえません。新卒でこれらの会社に入れればネームバリューもあるし、転職する際にも潰しが効くといった側面もあるのでしょうか。

 

既卒社会人の入社したい企業ランキング

 

今度は現在社会人であり、転職を考えている人のランキングです。

1位 Google
2位 トヨタ自動車
3位 ソニー
4位 全日本空輸
5位 アップルジャパン
6位 楽天
7位 本田技研工業
8位 資生堂
9位 パナソニック
10位 電通

出典:DODA

先ほどに対しては、外資系企業といった中途採用を積極的に採用している企業文化を持つ会社がちらほら出てきていますね。

既卒社会人ともなれば、新卒の学生とは違い、より現実的なランキングとなっていると思いがちですが、やはり上位にランク入りする会社は

有名な大企業に絞られてしまいますね。

7つの側面から考える

 

1.年収

年収は優良企業である上で重要な要素の一つですね。より豊かで安定、充実した生活を送る上でも不可欠です。

社会人の平均年収は400万台ですから、最低でも400万以上の給与がもらえる会社を目指したいですね。

年収は国内では月給制が殆どですが、中には年棒制を採用している会社もあります。

また、年収においてボーナスの有無も大きく関係してきますね。

 

2.残業時間

残業時間はワークライフバランスを重視する方にとっては重要ですよね。

早く仕事を終えることができれば、自己啓発やアフター5で飲みや遊びに行ったりすることもできますからね。

家庭を持っている方にとっては、奥さんや子供との時間をより多く持つことができます。

毎日残業が多ければそれだけ仕事中心の生活になりますし、プライベートの時間もなくなってきます。

健康的な生活を送るためにも残業時間はなるべく短いほうがいいですよね。

 

3.離職率

離職率の高い会社はそれだけ労働環境が悪いという可能性が浮上してきます。

パワハラやセクハラ、違法なサービス残業等が背景の理由として考えられます。

中には起業するための準備として入る人が多いベンチャー意識の強い会社もあります。

そういった目的で入る方にとってはその会社は入るべき理由があるため、良いと思います。

一般的に入社する人にとっては、離職率の高い会社は優良企業とは呼べないでしょう。

 

4.仕事量

仕事量は業務を行う上でとても重要です。仕事のできる人はそれだけ容量よく量をこなせるため、たくさんの仕事が回ってきたりはしますが、

標準となる業務量があまりに多すぎて、常に仕事が完全に終わらないという状態が続いてしまっている会社も多くあります。

背景にあるのは人件費と業務にかかるコストバランスです。会社は利益を出さなければ潰れてしまうため、どうしても少ない人数で

多くの仕事量をこなさなければ回せないことが多いのです。

仕事量が適正であれば、残業時間もなく、就業時間内に退社できるわけですから、仕事量は優良企業の指標の一つと考えられます。

 

5.柔軟性

会社で働く上での柔軟性とは、出勤時間と退社時間を調整できたり、時間を限定して働くことができる等が挙げられます。

代表例としては変形労働時間制と呼ばれる労働形態です。フレックスタイムス制等はIT系の会社を中心に導入が進んでいます。

中には週休3日制を導入している会社もあります。ユニクロを展開するファーストリテイリングも週休3日制を導入したということで知られていますよね。労働者の多様化する生活環境の中で労働時間の柔軟性は重要な要素になると考えられますね。

 

6.社会的貢献度

働く上で自分の仕事、会社がどれだけ社会に貢献しているかは働く上で大きなモチベーションに繋がりますよね。

たくさんの人に必要とされて、貢献することができればこれ以上にやりがいを感じられるようになります。

直接的なやりがいは、B to Bの会社よりもB to Cの会社のほうが感じられる場面が多いかもしれませんね。

B to Bの会社にも、もちろん大きなやりがいはあります。しかい、消費者に直接認知されるB to Cのブランドイメージは大きなものであり、

誰でも知っているようなブランドの会社で働ければそれだけ社会に貢献していると感じやすいと言ってもいいかもしれません。

いずれにしても、自分がどれだけ仕事を通じて社会貢献することができているかは優良企業の要素の一つとなると考えても良いでしょう。

 

7.成長できる環境

自分が成長できる環境であるか、それが次の自分の目指すビジョンに繋がる環境にあるのか。仕事をする上で自分の成長を重視する人も多いです。

仕事に対して成長を望んでいる人にとっては、責任感のある仕事を任せてもらえる環境にあるかどうかが重要になってきますよね。

ベンチャー企業等にはそういった環境が整っている会社が多いです。意外ですが、斜陽産業にもそういった環境が付いてくると言われています。

 

ランキング入りしている会社と照らしあわせてみる

 

実際に今挙げた6個の要素をランキング入りしているいくつかの企業と照らし合わせながら考えてみます。

1.トヨタ自動車

トヨタ自動車は日本を代表する自動車メーカーですよね。

社員の士気 3.8
風通しの良さ 3.5
社員の相互尊重 3.3
待遇面の満足 3.6
20代成長環境 3.6
人材の長期育成 3.6
法令遵守意識 4.4
人事表の適正感 3.3

出典:VORKERS 社員による会社評価 平均スコア より抜粋 (2016/7/10時点)

 

日本を代表する企業ということもあり、法令遵守意識が極めて高いですね。

労基の立場が強く、労働環境の整備がかなり進んでいるようです。なお、給与面での不満もかなり少ないです。

 

2.全日本空輸

全日本運輸は航空業界の2大トップ企業の一つですね。

社員の士気 3.2
風通しの良さ 2.7
社員の相互尊重 3.5
待遇面の満足 3.1
20代成長環境 3.4
人材の長期育成 2.9
法令遵守意識 4.1
人事表の適正感 2.7

出典:VORKERS 社員による会社評価 平均スコア より抜粋 (2016/7/10時点)

 

こちらも全体的に評価は高めですね。やはり法令遵守意識に関しては4.1と高い水準にあります。

トヨタ自動車とは異なり、3点を割っている項目が2つあります。

風通しの良さと人材の長期育成に関してはあまり高評価とはなっていないようです。

歴史ある会社であり、規模も大きい会社のため、日本の伝統的な大企業的な要素もあるのかもしれません。

年齢、学歴、等級等で年収が決まっているようです。上意下達な企業文化で、金融業界と同じく、大きなミスをしなければ

順調に昇進していくといった社風のようですね。

 

3.三菱東京UFJ銀行

新卒の希望就職ランキング1位の三菱東京UFJ銀行。

社員の士気 3.2
風通しの良さ 2.7
社員の相互尊重 3.1
待遇面の満足 3.4
20代成長環境 3.4
人材の長期育成 3.2
法令遵守意識 4.4
人事表の適正感 2.9

出典:VORKERS 社員による会社評価 平均スコア より抜粋 (2016/7/10時点)

 

こちらも全日本空輸と似たような平均スコアとなっていますね。

銀行はドラマ「半沢直樹」でもありますが、いわゆる出世争いが激しいイメージです。

大きなミスをすることがなければ、それなりのポジションを築き上げていくことが出来ます。

道を踏み外せば出向、転籍といった未来も待ち受けるでしょう。

高収入、高いブランドイメージの裏で、ストレスで鬱になって離職していまう方も多いようです。

 

4.Google

次は転職業界では常に人気ランキングトップ入りを果たしているGoogleです。

社員の士気 4.2
風通しの良さ 4.3
社員の相互尊重 4.2
待遇面の満足 4.1
20代成長環境 4.1
人材の長期育成 2.8
法令遵守意識 3.9
人事表の適正感 3.9

出典:VORKERS 社員による会社評価 平均スコア より抜粋 (2016/7/10時点)

 

人材の長期育成の項目以外、高評価となっており、全体的にスコアが高いです。

企業文化はフラット&スピーディとのことです。給与も年棒制であり、部署や役職給+実力に応じた金額が支払われるとのこと。

まさに次世代の外資系企業の模範的な企業ですね。ワークライフバランスも充実しており、十分な成長環境の下で働くことができます。

日本の年功序列とは異なり、一人ひとりがプレイヤーであり、行動力と結果が求められるゆえ、真の実力主義の会社といってもいいでしょう。

組織としては、個人主義の風潮が強いあまり、人材の定着率はあまり良いとはいえないようです。

 

5.楽天

国内インターネット業界で人気の高い楽天です。

社員の士気 3.4
風通しの良さ 3.4
社員の相互尊重 3.3
待遇面の満足 3.0
20代成長環境 4.1
人材の長期育成 2.8
法令遵守意識 3.9
人事表の適正感 3.9

出典:VORKERS 社員による会社評価 平均スコア より抜粋 (2016/7/10時点)

 

楽天の大きな特徴は20代成長環境の項目が大きく伸びています。全体的に若い社員が中心となっているようです。

若いうちから責任のある仕事を任せられ、スケールの大きい業務が行えます。

社内の英語の公用化が進んでおり、英語力を身に着けたい方、活かしたい方にはもってこいのグローバル環境です。

一方で、離職率が高いという実績もある楽天です。仕事のできる人にどんどん仕事が回ってきて、疲弊しきってしまい退職してしまうといった

状況が多くあるようです。実力主義の会社であり、給与体系も成果に応じた割合が強いようです。

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。ランキングとは新卒ならば新卒の状況、社会人ならば社会人の状況で、それぞれの背景からこういったランキングとなったのでしょう。全ての会社が7つの側面に当てはまっている会社とは言い難い結果となりました。それぞれの企業、業界、職種等のカラーはありますから、優良ホワイト企業の定義は難しいですね。標準的な指標は人によっても基準が異なってきますから、少なくともどの会社もこれらの側面のいずれかには大きく該当している会社が殆どといった印象を受けました。就活、転職活動をする上でランキングは軽く目を通して参考にしておいて損はないといっていいでしょう。自分なりの「軸」を探して、会社選びをすることにしましょう。


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プロフィール

jin

平成生まれのサラリーマンブロガー。
就活/転職/アフィリエイト/株/仮想通貨
仮想通貨投資実績は30万→420万(17.3月~)
JobQ最高7位 転職経験者、人材業界勤務。

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