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ベンチャー企業に限らず、就職、転職活動の際の会社選びは慎重に行ったほうがいいです。
選考は沢山受けるのは視野も広がるので良いと思いますが、いざ入社する際には、入念に下調べすることをおすすめします。
今回はベンチャー企業に焦点を当て、安易な気持ちで入社すると後悔してしまいがちな理由をご紹介いたします。
若くして責任と成長のチャンスを与えてもらえるがゆえに起きることですが、ベンチャー企業はスピード感が他の会社よりも早いです。
組織としてもまだ発展途上で小さいので、社長をはじめとする経営層との距離感も近く、意思疎通もこまめに行うことができるのです。
このスピード感を実現するためには、それに適応するための実力が必要になってくるわけです。
自主的に社外でも勉強したりしなければついていけなくなる可能性は高いでしょう。
主体的に動け、自らの意見を実行に移すことができる環境ということは、それなりの責任もあり、覚悟が必要になるということです。
ワーク・ライフ・バランスという言葉がありますが、これは大企業やある程度の軌道に乗っている会社であるからこそ、実現できることでもあります。
ベンチャー企業には余力もないですから、ワーク・ライフ・バランスどころかワーク・ワーク・ワークになってしまうかもしれません。
そもそも仕事が生きがい、どんなに仕事をやっていてもそれが楽しいという方が中心の環境であることも多いので、ワーク・ライフ・バランスを考える方にとっては、
ベンチャー企業は向かないかもしれません。
ベンチャー企業と一括りしても、実際には上場企業している会社もあれば、1000人以上の従業員を抱える大企業並の会社もあるわけです。
つまり、スタートアップの企業からメガベンチャーと呼ばれる企業まで、様々です。常にベンチャーマインドを忘れないという会社もありますから、一概にはいえません。
メガベンチャーと呼ばれる企業の代表例としては、サイバーエージェントや楽天などです。広い意味でIT業界の会社が多いです。
メガベンチャーの会社なら、GoogleやAmazon等といった次世代グローバル企業のような福利厚生を実現させている会社もあります。
ですが、ベンチャー企業に対してはそんなに福利厚生は期待しないほうがいいです。
住宅手当や家族手当等、一切ない会社はたくさんあります。中には、通勤徒歩圏内であれば手当支給であったり、一風変わった手当等は付けている会社もあったりします。
いずれにしても福利厚生の充実を期待しているならば、伝統ある大企業に入社するべきです。
給料を求めるならば、歩合制の会社や大企業に入社するべきです。ベンチャーの魅力は他にはない企業としての魅力や仕事への価値の見出しだと思います。
自分が成長できたり、その会社でなければ実現できない目標を実現するために、働いている人が多い印象がします。
若い方が多いので平均年収は低くなりがちですが、実際には年齢の割には給料が良い会社も存在します。
ですが、大企業の水準には届かないといったパターンが多いと思います。
いかがだったでしょうか。ベンチャー企業というと、なんだか格好良いイメージもありがちですが、良い面も悪い面も存在しているのです。
特にベンチャー企業は人材の出入りも激しいです。目標実現のために、入社している方が多いですから、企業に対する帰属意識はあまり高くない会社が多いかもしれません。
結果にコミットできる方でなければ生き残っていくのは厳しい環境でしょう。ベンチャー企業に入るのであれば、それなりの覚悟を決めて入社することをおすすめします。
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