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日本独自の文化である朝礼
朝礼は日本の会社では日常的に行われていますよね。
一般的なサラリーマンの方は少なくても1週間に1度、多い人は毎日あるのではないでしょうか。
「朝会(ちょうかい)とは、学校や会社などで朝に行われる集会のことである。朝礼(ちょうれい)ともいう。」
朝礼は日本独自の文化のようです。就業時間がきっちり決まっている企業では導入されているケースが多いですね。
海外では日本よりも働き方は柔軟性があります。
必ずしも朝会にこだわる必要性はないのでしょうか。
ただでさえ人手不足が続いており、就業時間の柔軟さ、
在宅ワークや時短勤務、フレックスなどはこれから進めていく必要がありますね。
情報共有、発信の場で必要という声も強い
一般的なイメージは、職場内の長、各担当者等が社内の営業方針や伝達事項を発信、共有していく場といったところでしょうか。
ラジオ体操やスピーチ等を行うところもあるようです。
業務を円滑にするため、必要とするものであるはずの朝礼ですが、
朝礼が時間の無駄、業務上必要のないものと言われていることもしばしばあるようです。
やべー、明日の朝礼で安全担当なったから喋らないとだった😱
1分から30秒言われたけど20秒で言い終わる内容しか考えてない🙄— 星 有輝 (@pochi20206599) 2016年5月8日
就業前に朝礼を行っている会社もあるようです。
残業代が発生するか否かで協議されるレベルの問題にもなっており、
実際にこのような問題が発生している職場があれば、不満が起きるのもおかしくないですね。
朝礼で直接伝えることが、メール等では忘れてしまいがち、読んでない人がいる可能性もあり、朝礼独特の緊張感も有していることから、
指示する立場としては朝礼は全員に伝達事項を発信することができる有効な手段の一つでもあるようです。
営業の朝礼には出たし内勤の連中には指示出したし、まぁ大丈夫やろ。
— リオグランデ (@Rio725) 2016年4月29日
ルーチン義務化、時には悪い空気になることも
特に意味はないが、皆やっているからやるというのが一番無駄ですね。
一日の行動予定を読みあげる等といったことをやっていたり。
今はそれこそスケジュール共有もOutlookをはじめ様々なツールが用意されています。
スピーチや今日の一言みたいなのを実践している組織もあります。
突発的な対応力やプレゼン力を磨く意図があるのも理解できますが、
必ずしも実施が必要なことでしょうか。
別に朝会という場所でなくても、研修という名目で必要な人に実施すればよいのではないでしょうか。
中には公開処刑的な朝会もあるようです。これは営業会社に多い気がします。
こちらの記事では、一般社員が公開処刑にされるという言葉で表現されています。
人前で恥をかかされるような言い回しをされると朝から空気が悪くなるのもわかります。
社員への戒めとして、気が引き締まる気もしますが、どうなんでしょうか。
まとめ
発信する側も指示を受ける側も、朝礼をやって良かったと思えるような工夫が必要だと思います。
また業界や仕事の内容によっては状況も大きく異なると思います。
例えば小売店等のサービス業においては連絡事項が細かく発生してくるのと、
フルタイム未満の勤務者もいるので、シフト毎での連絡事項共有は必要でしょう。
他にも工事現場等、安全第一の仕事に関しても朝礼は必須といえます。
必要なものと必要でないもの、業務効率や時間管理を常に心がけた朝礼の仕組みを作ることが管理職の役割ではないでしょうか。
自らが管理職になれるようにポストを目指すか、今すぐに変えるなら現場内で影響力の強い立ち位置の人材として活躍を目指して、職場環境改善に向けて提言してみましょう。
年功序列をはじめ旧来の日本型企業はだいぶ少なくなりました。
これからは実力主義の会社が主流になってきています。
これらがうまく実現できない場合には、転職やフリーランスになるといった選択もありでしょう。自分らしい働き方、キャリアの実現を目指しましょう。